何から手を付けてよいか分からないときの考え方

TOC
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おすすめのテクニック

 自分にとって未知のことを始めるとき、物凄くエネルギーがいるものです。それは、おそらく何から手を付けてよいか分からないというのが最大の原因だと思います。その結果、初動が遅れてしまったり、最悪途中でやめてしまうなんてことが多々あると思います。

 こういった状況を改善するのにおすすめなテクニックが「TOC(Theory of Constraints)」(日本語訳:制約理論)という思考プロセスです。

 簡単にTOCの説明を行うと、物事を進める上で制約条件となっている根本原因を見つけ、それを継続的に改善することで最終的な目的を達成することができるという理論です。TOCではこの制約条件の見つけ方や改善方法の一連の思考プロセスを説明してくれています。

どんな場面で役立つのか?

 私が制約理論をお奨めする理由は、「理解しやすく適用できる範囲が広い」からです。適用範囲は下の本で紹介されているだけでも、以下のように幅広いです。

   ・生産ラインの改善
   ・問題解決/思考プロセス
   ・サプライ・チェーン・マネジメント
   ・新たな会計
   ・プロジェクト・マネジメント
 

TOCについて以下の本「図解ポケット ゴールドラットの制約理論がよくわかる本」でTOCがどんな分野に活用できるかを紹介してくれています。TOCがどんなものか、自分が興味を持って勉強できるかを確認するうえではKindle版は1000円しないお手頃価格なのでお薦めです。

おすすめの本

 上で「理解しやすく適用できる範囲が広い」からお薦めと書きましたが、もう一点お薦めの理由があります。それは勉強しやすいことです。TOCの提唱者であるエリヤフ・ゴールドラットは、なんと小説という形でこのTOCの説明をしてくれているのです。この小説が単純に面白い(笑)面白いから読み進められて、読むとTOCが理解ができるという素晴らしい小説です。エリヤフ・ゴールドラッドもどうやったら自分の理論を広められるのかというのをTOCを使って考えた結果、小説という形式をとったのかもしれませんね。

 そんな訳でお薦めの本は日本語訳されているエリヤフ・ゴールドラットの本7冊になります。今後はこれらの本を自分なりにまとめて記事にしようと思ってます。自分なりに重要な部分を理解してまとめ、確認できる記事にしようと思ってます。自分の備忘録という意味合いが強いかもしれませんが、皆さんの役にも立てる記事にしたいな~と思ってます。記事ができたらリンク貼り付けます。2022/10/17時点で7冊すべて読み終わっているのですが、記事を書くにあたり、読み返し中。とりあえず最初は「ザ・ゴール」からですね。

 以下、簡単に各作品の紹介をします。

ザ・ゴール

 赤字垂れ流しの工場再建をTOCを使って行っていく小説。主に工場の生産性向上にどうやってTOCを活用していくかを説明した書籍になってます。

(おまけ(笑))
 工場は納期を全く守れず、在庫の山を築き上げ、常にトラブル続きで仕事の帰りがいつも遅い主人公アレックス・ロゴ。そんな彼に愛想を尽かし実家に帰ってしまう妻。果たして、アレックスはこの人生の難局を乗り越えられるのか!?

 TOCの要素を抜くと、こんな感じですかね(笑)

ザ・ゴール2

準備中

チェンジ・ザ・ルール!

準備中

クリティカルチェーン

準備中

ゴールドラット博士のコストに縛られるな!

準備中

ザ・チョイス

準備中

ザ・クリスタルボール

準備中

 

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